【御礼】リサイタル11 終演

2023年10月21日、静岡市清水文化会館マリナート小ホールにて矢邉新太郎サクソフォンリサイタル11、無事に終演いたしました!
今回も昨年よりお世話になっている株式会社音束さんのプロデュースにより、今まででは実現不可能だった、また他ではできないであろうプログラムと演出を伴った「初めて」がたくさん詰まった自分にとっても素晴らしい経験となりました。
曲目は親戚のような関係ながらなかなか取り組む機会のなかったクラリネットのための作品、後半はサクソフォンのための新しい作品。ドビュッシーとウェニャン、2曲の「ラプソディ」をフィルターとして音楽的な対比を表現してみたいと思いました。
ヤコブTV「Grab it!」はかねてからの夢だった音源と映像、ドラムスとエレキベースを伴った編成に音響、照明をミックスさせるという試みには作曲者ご本人も大変興味を持ったくださり、ライブ配信でのご視聴でも伝わるものになったのではないかと自負しています。クラシックのコンサートでここまでできることはないと思います。
そして本年、今まで愛用してきたヤナギサワから思うところがあり楽器をセルマーにチェンジ!特にアルト「シュプレーム」は自分にとっての「翼」、自分を1段階2段階上へと導いてくれる出会いとなりました。同時に今年テナー「SA80」をオーバーホールと銀メッキにリプレート、こちらも素晴らしい楽器に仕上がり、リサイタル後も演奏し続けていくことが楽しみでなりません。
コロナの時代が終わりつつある昨今、イベントの復活やインフルエンザの流行など、集客にはかなり苦しみましたがおかげさまで予想を大きく上回るお客さまにご来場いただき、また配信ライブをご購入いただいた皆様、共演してくださったピアニスト星野めぐみさん、ベーシスト三和淳悟さん、ドラマー曲淵俊介さん、音響・照明スタッフ、撮影・配信チーム、そして何より主催の音束、中山社長に感謝しかありません。
またこれからのコンサートに向けて準備していきたいと思います。ぜひ次回以降もよろしくお願いいたします。ありがとうございました!
終演後にお客様と

Saxophonist Shintaro Yabe

ソプリロ&サクソフォン奏者矢邉新太郎オフィシャルサイト。プロフィールやコンサート情報、写真ギャラリーなどを掲載。

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